#52 ついに最終目的地へ… ボリビア🇧🇴ウユニ塩湖で捧げた国旗の意味とは?
ハプニングだらけの南米
スペイン語の響きにも強い夏の日差しにも慣れてきた頃、ペルーからこの旅の最終目的地ボリビア、ウユニ塩湖へ向かった。
旅を始めて1か国目のタイに着いた時に自分が南米に居るイメージすら湧かなかった。
だからこそ南米での大自然はイメージを超えたもので新鮮に感じる。
チチカカ湖をボートで渡る。
飛行機よりもバスよりも一番好きなのは船で
タイのピピ島で乗った木造船のキャプテンは今まで会ってきた人間で最もカッコいい人物だった。
見た事もない荒波の中を船員をまとめ上げ進む姿は男のあるべき姿を見たような気がする。
真のカッコよさとは地位やお金や人脈ではなく背中で見せるものだ。
ボリビアの首都ラパスのすり鉢状の街並み。
標高が高く空気が薄い所には貧困層が暮らし、低い所には上流階級が暮らす。
ペルーからボリビアでバスを乗り換えたが明らかにバスのクオリティーが下がったのはボリビアが南米の中でも貧しい国のひとつだからだろう。
ラパスからその日のうちにウユニ村へ移動した。
ここから車で1時間ほどかけてウユニ塩湖へ向かう事になる。
この日はツアー会社HODAKAで予約を済まし翌日に備えた。
リャマ肉
油っこい感じで美味いのは美味いけどpollo(鳥)のが好きっすわ 笑
そういえば日本にいる頃はランクルプラドに乗っていたな。
真っ白な大地を100キロ以上出してぶっ飛ばして進むラテンのレゲトンを流しながら。
窓の外を眺めながらこれまでの旅を振り返る最高に贅沢な時間。もうこの時点で"ここまで来れて良かった"と思えた。
ウユニ塩湖には世界各国の国旗が集まる。
真っ白な大地と青い空にカラフルな国旗がなびく世界で一番美しい場所だ。
そして俺はここに自分の手で日本の国旗を掲げた。ある言葉を添えて
"LIVE A LIFE YOU WILL REMEMBER "
悔いのない人生を生きろ。
AviciiのThe Nightsの中の一文でこの言葉が好きだ。
自分の人生を生きるのは難しい。
それでもこれまで好奇心をフルにして生きてきたつもりでこの世界一周も誰に言われるわけでもなく"自分の旗"を持って進んできた。
日本の国旗をウユニ塩湖に置いた事を自慢したい訳ではないし誇りにしたい訳でもない、世界一周した事を自慢したい訳でもない。
ただ自分が意思を持って旅した事をこの旗に変えて世界で一番好きな場所であり最終目的地のウユニ塩湖に捧げたかった。それがただ一つの理由だ。
果てしなく続く大地
ウユニ塩湖は本当に最高だ。
ツアーのメンバーは7人で俺以外はみんな女性だった。
チリに留学中 中国留学経験有り シンガポール勤務経験有り ニューヨーク在住 スペイン語ペラペラ二人ととにかく強烈で日本のガールズパワーを感じまくりました!笑
ここでしか交わる事が出来ないような人ばかりでかなり刺激もらったし最高やったな。
ツアーもなかなか良いね!
鏡張りは残念ながら見れず
それでも個人的にはさっきの白い大地の方がめっちゃ感動したから良しとしましょう!
ランクルの上から
男はこうゆう事したいんじゃ!許せぇ!
心の底から"ここに来れて良かった"と思える場所って少ないよね。
でもそれは自分で作るものなんやないかと思った。
恐らく日本から飛行機でここまで来たとしても絶景に凄く感動する事は間違いないけど
ここに来れて良かった とは思えないと思う。
色々な過程を経て来たからこそ出てきた感情やったなと思う。
ここが旅の最終目的地でした。
何回も言うけど本当にここまで来れて良かった。
ガイド兼ドライバーさんとの一枚
アディオス!そしてグラシアス!